商品の修理に関して

長期のご使用により、漆が剥げたり割れたりした場合、修理、塗り直しを承ります。

お問い合わせフォームからのお見積りご依頼方法

  1. 商品の破損箇所をデジカメや携帯カメラ等で撮影
  2. お問い合わせフォームの必須項目に入力
  3. 「お問合せの種類」の「修理見積もり」項目にチェック
  4. フォーム内「画像ファイル送信」で、1.で撮影した画像を選択
  5. お問い合わせ内容欄に商品のサイズと破損状況をできるだけ詳しく記入
  6. 確認画面で内容を確認後、送信

お送りいただく画像は、ファイル容量2MB以下、画像サイズは長辺2,600px以下のJPEGファイルでお願いいたします。


メールでのお見積りご依頼方法

  1. 商品の破損箇所をデジカメや携帯カメラ等で撮影
  2. メールの件名を「修理見積り依頼」として、本文にお客様氏名、住所、お電話番号、商品のサイズ、破損状況をできるだけ詳しく記載し、1.で撮影した画像を添付してinfo@hananoya.jp宛に送信

添付画像は、ファイル容量2MB以下、画像サイズは長辺2,600px以下のJPEGファイルでお願いいたします。


その他のお見積りご依頼方法

修理の品を当店までお送りいただくか、直接当店にお持ちいただいても結構です。本店にて承ります。
修理代金は商品の傷み具合を確認後、お見積もりさせていただきます。
曲物自体の耐用年数は、個体差もありますが、概ね5年程度となっております。
その程度の時期を目途に買い替えをお考えください。
詳しくは「よくある質問」の「Q.曲物は一生使えますか?」の項目をご覧ください。

修理品送付によるお見積りのご依頼
  • 修理品送付先:〒399-6303 長野県塩尻市奈良井837-80-5
    花野屋 商品修理係宛
    TEL 0264-34-3708 FAX 0264-34-3709
  • 商品の返送先を明記してお送り下さい。
  • 商品の往復送料はお客様のご負担となります。
    送料の詳細はこちらをご覧ください。
修理費用(税別):合わせ小判弁当(中)の場合(例)
  • 漆の塗り直し費用:2,500円~+送料
    修理品の大きさや形、破損状況によって修理費用は異なるため、まずはお問合せフォームからお見積りをご用命ください。
  • ひび割れの麻布補修:一か所500円~+上記漆の塗り直し費用~+送料

商品修理の例 お客様から送られてきた修理の品

約2年間、ほぼ毎日ご使用の製品で、お客様からお預かりした物です。表面の漆が所々剥げています。
このままでは漆が剥げた部分から水を吸い、更に木地を傷めてしまいます。

内部もかなり傷んでいます。木口部分、角部分は擦れるため、木の摩耗も見られます。


修理その1.破損部分、破損程度の確認

まず全体の痛み具合を確認します。
身の底板は箸の先端で削られるため、最も傷つく箇所です。

曲がりのきつい部分は亀裂が入ることがあります。
この商品も下の写真のように小さな亀裂が木口から下に向かって入っていました。


修理その2.木口の修理

お弁当箱の身と蓋の木口は漆が剥げたり、傷ついたりしているので、平らに削り、丸カンナで削ってペーパーで整えます。


修理その3.蓋板と底板の修理

身と蓋の外表面を研ぎ、生地の表面を平らに整えます。

※表面を研磨をするときれいに仕上がりますが、削ることにより若干強度が落ちるため、本来は削らない方が好ましいです。製品の状態を見て、研ぐか研がないかの判断をさせていただきます。

器の内底も写真のように酷く傷ついている場合があります。

このような場合は特殊な工具を使用して、底の古い皮膜を丁寧に削り落とします。

油分を含んだ漆皮膜はなかなか削りにくく、ペーパーが目詰まりするため、修理に時間と手間がかかります。
桶類なども傷み具合を見て内壁と内底部分を削る場合が有ります。


修理その4.木口ひび割れ補修

ひび割れている部分の周辺をペーパーでならし、凹凸を取ります。
この段階で全体に軽くペーパーをかけて表面を整えておきます。


修理その5.ひび割れ部への麻布張り~漆塗装

塗装の工程です。まずひび割れ部分に麻布を当てて補強し、全体に漆をかけます。
痛み具合にもよりますが、1回~2回程度重ねて漆を塗ります。

麻布は漆で固めるため、とても丈夫に仕上がります。
麻布を張ったお弁当箱はデザイン的にも人気です。


修理その6.漆塗装~仕上げ

蓋にも漆を丁寧に塗り、しっかりと乾燥させて完成です。
新品の時よりも艶があり、麻布がアクセントとなっておしゃれに仕上がりました。
これでまたおいしいご飯を詰めてお持ちいただけます。


商品修理が不可能な例

商品の修理が不可能な場合もあります。
下の写真は、合わせ小判弁当を落下させたときの衝撃で側板が割れて、はまっていた底板と共に脱落した状態です。このような状態は修理不可能となります。

下の写真は、合わせ小判弁当を横置き状態で上から踏みつけてしまい、負荷が側板の一番曲がりの大きい場所に集中して破損した例です。
このように側板が完全に裂けているような破損や、欠損部分が多い場合、修理はできませんが、曲物の場合は身だけ、蓋だけなど破損したパーツ部分のみのご購入も可能なので、お問い合わせフォームやお電話などでお気軽にご相談ください。

下は花野汁椀の破損例ですが、落下による衝撃で赤矢印部分に縦方向のヒビが入っています。
比較的薄い複数のパーツで構成されている曲物と異なり、厚手の無垢材を挽いて作られた器は、熱い味噌汁などを入れた時に木の収縮や変型が立体的に起こるため、このような破損部分に漆の塗布や布張り補強をしたとしても、その負荷には耐えられません。
長期使用による縁部分の摩耗などは漆の塗り直し補修が可能ですが、ヒビ割れや欠損などの修理は残念ながらできません。